マックス・ウェーバーの科学論 : ディルタイからウェーバーへの精神史的考察

書誌事項

マックス・ウェーバーの科学論 : ディルタイからウェーバーへの精神史的考察

向井守著

(Minerva人文・社会科学叢書, 18)

ミネルヴァ書房, 1997.12

タイトル別名

Max Webers Wissenschaftslehre

マックスウェーバーの科学論 : ディルタイからウェーバーへの精神史的考察

タイトル読み

マックス・ウェーバー ノ カガクロン : ディルタイ カラ ウェーバー エノ セイシンシテキ コウサツ

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注記

欧文標題は標題紙裏より

参考文献: 巻末p5-10

内容説明・目次

内容説明

精神科学の認識論的基礎づけを意図したディルタイの『精神科学序説=歴史的理性批判』は、ジンメルやリッカートを経て、ウェーバーにいたる一大思想的論争を巻き起こした。この論争は、自然科学を認識論的に基礎づけたカントの『純粋理性批判』に始まり、フィヒテやシェリングを経て、ヘーゲルにいたる哲学革命に比すべき思想的内容をそなえている。本書は、ディルタイに始まる一連の認識論の発展を精神史的にたどり、その集大成ともいうべきウェーバーの科学論を思想的に位置づけ、そしてその展開過程と体系的構想を解明しようとするものである。

目次

  • 序章 マックス・ウェーバーの科学論の特質
  • 第1章 ディルタイとジンメル
  • 第2章 ディルタイの「記述的分析的心理学」とその反響
  • 第3章 若きウェーバーとリッカート
  • 第4章 ロッシャーの歴史的方法と流出論理
  • 第5章 社会科学的認識の「客観性」
  • 第6章 「解明」のカテゴリーの登場と展開
  • 終章 価値解釈と客観的可能性の判断

「BOOKデータベース」 より

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