日韓音楽ノート : 「越境」する旅人の歌を追って

書誌事項

日韓音楽ノート : 「越境」する旅人の歌を追って

姜信子著

(岩波新書, 新赤版 542)

岩波書店, 1998.1

タイトル別名

日韓音楽ノート : 越境する旅人の歌を追って

タイトル読み

ニッカン オンガク ノート : エッキョウ スル タビビト ノ ウタ オ オッテ

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内容説明・目次

内容説明

韓国籍をもち、日本語を母語とする在日韓国人三世である著者は、あらゆる枠からの「越境」をめざして模索・行動するうちに、「記憶の器」としての大衆歌謡の重要さを発見する。海峡の両側で展開した唱歌・演歌の歴史から何を聴きとるのか、現代と格闘する韓国の歌手たちは何を主張するのか。時空を超えて旅するみずみずしい若い魂の記録。

目次

  • 序 あなたへの手紙
  • 1 なぜ日本と韓国の唱歌が似ているのか
  • 2 戦争の響きが生み出したリズム
  • 3 「汽笛一声」—国づくりの音が聞こえる
  • 4 貫一・お宮、朝鮮半島へ行く
  • 5 古賀メロディと失郷民たちの歌
  • 6 演歌の源流は韓国?日本?
  • 7 エレジーの女王・李美子を訪ねて
  • 8 「阿飛」の時代—韓国語ロックの登場
  • 9 歌謡浄化運動と文化的混血児たち
  • 10 ニヒリズムの声、アイデンティティの音
  • 11 90年代ソウル、そして対馬へ
  • 結びにかえて 旅する音楽詩人への手紙

「BOOKデータベース」 より

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