倒錯とユートピア
著者
書誌事項
倒錯とユートピア
青土社, 1997.12
- タイトル別名
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Perversion and utopia : a study in psychoanalysis and critical theory
- タイトル読み
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トウサク ト ユートピア
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注記
原著 (MIT Press, c1995) の翻訳
索引: pi-vi
内容説明・目次
内容説明
今ある現実を超えていこうとする「倒錯」と「ユートピア」への衝動は、いかに人間の自我を変え、社会を変えていくのか—。フロイトの精神分析とフランクフルト学派の哲学を柱に、ベンヤミン、アドルノ、ハバーマス、ラカン、フーコーなど、現代思想の全潮流を総括し、冷戦以後の政治・社会・文化状況を視野に入れた新しい「主体」の理論。
目次
- 第1章 「わたしはなんにも慰めを与えられない」—文明に対するフロイトの両価的批判
- 補章 批判理論における留保されたユートピア的モティーフ
- 第2章 「控えめな解釈者」—フロイトと自我の問題
- 第3章 暴力としての総合—ラカンとアドルノの自我
- 第4章 言語的転回それとも偶像禁止?—精神分析理論における欲望、イメージとことば
- 第5章 昇華—ひとつの臨界概念
「BOOKデータベース」 より