『ライ麦畑でつかまえて』についてもう何も言いたくない : サリンジャー解体新書

書誌事項

『ライ麦畑でつかまえて』についてもう何も言いたくない : サリンジャー解体新書

竹内康浩著

荒地出版社, 1998.3

タイトル別名

That's all have to say about the Catcher in the Rye

ライ麦畑でつかまえてについてもう何も言いたくない : サリンジャー解体新書

タイトル読み

ライムギバタケ デ ツカマエテ ニツイテ モウ ナニモ イイタク ナイ : サリンジャー カイタイ シンショ

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内容説明・目次

内容説明

誰もが読んだ『ライ麦畑でつかまえて』なのに、誰も見ていなかったものがそこにはある。なぜホールデンは右手に怪我をしたのか、なぜ弟は7月18日に死んだのか、なぜ最後に雨が降るのか、こんな細部に、謎がわんさか、それが解けると、もうびっくりな世界が現れる!小説はこんなふうに読めるものなの?息をのむ分析力、圧倒的な説得力、歴史的な新発見。

目次

  • 序章 サリンジャー、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ
  • 第1章 ゲームの外でひとりぼっち
  • 第2章 アリーとキャッチャーの秘密
  • 第3章 ライ麦畑のキャッチャーは過去が好き
  • 第4章 時間とのギクシャクしたこの関係
  • 第5章 生活の下半身
  • 第6章 ガラスケースの行動様式
  • 第7章 決定、インチキたち
  • 第8章 未決定、矛盾、越境
  • 第9章 君子豹変せよ—変身に魅せられて
  • 第10章 反転するライ麦畑のキャッチャー
  • 第11章 凍った魚の運命

「BOOKデータベース」 より

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