わたしの欲望を読みなさい : ラカン理論によるフーコー批判
著者
書誌事項
わたしの欲望を読みなさい : ラカン理論によるフーコー批判
青土社, 1998.6
- タイトル別名
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Read my desire : Lacan against the historicists
- タイトル読み
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ワタシ ノ ヨクボウ オ ヨミナサイ : ラカン リロン ニヨル フーコー ヒハン
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注記
原著(MIT Press, 1994)の全訳
その他の訳者: 下河辺美知子, 鈴木英明, 村山敏勝
索引: 巻末pi-vi
内容説明・目次
内容説明
現代思想の二大巨頭—「精神分析」のラカン、「歴史主義」のフーコー。アメリカ民主主義、植民地幻想、フィルム・ノワール、ゴシック・ロマン、ジェンダー・ポリティクスなどを題材に、「欲望を読めない」フーコー理論に対する「欲望を読める」ラカン理論の決定的優位性を明快に論証する。
目次
- １ 構造は街中を行進して歩かない
- ２ 矯正精神医学的な主体—映画理論とラカン受容
- ３ 切り刻むこと（カッティング・アップ）
- ４ 衣服の超自我
- ５ 吸血鬼、母乳育児、不安
- ６ 不能なる「他者」—アメリカの民主主義、アメリカのヒステリー
- ７ 密室・わびしい部屋—フィルム・ノワールにおける私的空間
- ８ 性と理性の安楽死
「BOOKデータベース」 より