アリーヌとヴァルクールあるいは哲学的物語
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アリーヌとヴァルクールあるいは哲学的物語
(サド全集 / ドナシアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド著, 第8-9巻)
水声社, 1998.9
- 上
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- タイトル別名
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Aline et Valcour, ou, Le roman philosophique
- タイトル読み
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アリーヌ ト ヴァルクール アルイワ テツガクテキ モノガタリ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784891763602
内容説明
若き恋人アリーヌとヴァルクールの愛の運命を待ち受けるのは、エゴイズムの魔物=悪徳法院長ブラモンの毒牙。恐るべき食人国ビュテュアからカリスマ的指導者ザメが統治する南の島タモエへと、思索の大航海を試みながら、独創的なユートピア論を生き生きと繰り広げる、「自由思想の巨人」サド。異色の書簡体大長篇物語。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784891763619
内容説明
身を挺して娘アリーヌの純愛を援護する美徳の化身=ブラモン夫人と悪徳法院長ブラモンの抗争の結末は—。バスティーユ監獄にて、革命前夜の虚栄と腐敗にまみれたフランス社会の冷酷な合わせ鏡とすべく、多年の徹宵の末に綴りあげられた、時代の「危険思想家」サドの強靱な想像力の発露たる大長篇。
「BOOKデータベース」 より