書誌事項

孟嘗君

宮城谷昌光〔著〕

(講談社文庫)

講談社, 1998.9-1998.10

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タイトル読み

モウショウクン

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784062638623

内容説明

斉の君主の子・田嬰の美妾青欄は、健やかな男児・田文を出産した。しかし、五月五日生まれは不吉、殺すようにと田嬰は命じる。必死の母青欄が密かに逃がした赤子は、奇しき縁で好漢風洪に育てられる。血風吹きすさぶ戦国時代、人として見事に生きた田文・孟嘗君とその養父の、颯爽たる人生の幕開け。
巻冊次

2 ISBN 9784062638630

内容説明

快男子風洪は学問に志し、武を捨てて商人・白圭と名告る。戦乱の国々を行き交う学者や商人たち。秦の孝公は覇道を進み、公孫鞅に厳格な法の体系をつくらせる。白圭は美しい翡媛を妻に迎え勇躍、魏に囚われた、天才軍略家孫〓を救い出す。法に生きる冷厳な男と、侠に生きる熱い血の男の、鮮やかな対比。
巻冊次

3 ISBN 9784062638647

内容説明

成長した田文を孫〓に託して、白圭は周へ移った。師の孫〓に導かれて、仁の資質、信の確かさを増す田文。「わたしは文どのに広い天地と豊かな春秋をあたえたい」—。遂に孫〓は田文を実父田嬰に引き合わせ、田文は貴人の家の子にもどった。全土に秦・魏・楚が屹立する中、斉王は孫〓を軍師に決定した。
巻冊次

4 ISBN 9784062639040

内容説明

馬陵の戦いで、斉は魏に大勝するが、斉王の周囲で佞臣が暗躍を強める。田嬰・田文父子は、有能な食客たちの力も使って必死に対決する。周で商人として成功し、仁愛の事業を進める白圭を訪ねた田文は、そこで哀しい美女洛芭を知る。戦国時代も半ば、次第に英傑の稟性を示しはじめた田文は27歳になった。
巻冊次

5 ISBN 9784062639057

内容説明

嘗邑を与えられた孟嘗君・田文は、「天下万民のための宰相たれ」との遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相を描ききった、感動の歴史ロマン。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA37863609
  • ISBN
    • 4062638622
    • 4062638630
    • 4062638649
    • 4062639041
    • 406263905X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    5冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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