太宰治を文化人類学者が読む : アレゴリーとしての文化
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太宰治を文化人類学者が読む : アレゴリーとしての文化
新曜社, 1998.10
- タイトル読み
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ダザイ オサム オ ブンカ ジンルイガクシャ ガ ヨム : アレゴリー ト シテ ノ ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
含羞を失った戦後文化を痛烈に批判した太宰治。作品のいたるところに描かれる戦争、社会的不平等、国民意識、小市民の生活、滅びの美などのテーマを、ベンヤミンのアレゴリーの概念を手がかりに解読し、現代の切実な課題である「文化」の問題に新鮮な議論を提供する。
目次
- 第1章 太宰治をどう読むか
- 第2章 アレゴリーと言葉
- 第3章 物語作家であること
- 第4章 「滅びの美」
- 第5章 太宰劇場の熱狂と変容
- 第6章 現代世界と太宰治
「BOOKデータベース」 より