書誌事項

律詩墨場必携

福本雅一選訳

二玄社, 1998-2000.10

  • 1(唐)
  • 2(宋)
  • 3(金・元)
  • 4(明)
  • 5(清)

タイトル読み

リッシ ボクジョウ ヒッケイ

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内容説明・目次

巻冊次

1(唐) ISBN 9784544112054

内容説明

本書は、唐以後の各時代から、千首の律詩を選び、訳注を施した。また、時代別・作者別で、概ね作者の生卒に随って、五言・七言の順で並べた。

目次

  • 王績—贈程処士
  • 王績—九月九日贈崔使君善為
  • 王績—独坐
  • 盧照鄰—芳樹
  • 盧照鄰—春晩山荘率題二首 其二
  • 王勃—咏風
  • 王勃—別薜華
  • 王勃—郊興
  • 王勃—有所思〔ほか〕
巻冊次

2(宋) ISBN 9784544112061

内容説明

本巻『律詩墨場必携』二・宋は、その選詩基準が、前回の一・唐とはかなり異なっている。唐の二百首では、わが国で通行してきた『唐詩選』等に収められたもの、また多く紹介されてきた詩人たち、例えば李白・杜甫・白居易等は除かれていた。読者の架蔵との重複を避けたのである。しかし宋以後の詩については、このような顧慮は恐らく必要ではないばかりか、逆に有名な詩ほど洩らすことはできない。それほど我われとなじみが薄いのである。

目次

  • 寒食中寄鄭起侍郎
  • 禁林春直
  • 為悪
  • 放言詩
  • 村行
  • 訪楊雲卿淮上別墅
  • 懐広南転運陳学士
  • 書友人屋壁
  • 秋日登楼客次懐張覃進士
  • 江南春〔ほか〕
巻冊次

3(金・元) ISBN 9784544112078

内容説明

金の元好問(遺山)を除いては、殆ど読者になじみが薄い上、それらが紹介されることも稀であった、金・元の時代の律詩二百首を収録、概ね詩人の生卒に随って、作品の年代順に配列。はじめに原文を掲げ、訓読・口語訳を付し、詩人名を明記し、難解な語句には注を施した。

目次

  • 金(宇文虚中—中秋覓酒;呉激—窮巷;呉激—早春;張斛—東川春日 ほか)
  • 元(耶律楚材—庚辰西域清明;耶律楚材—西域従王君玉乞茶因其韻七首其五;耶律楚材—西域河中府十詠其六;楊奐—未帰 ほか)
巻冊次

4(明) ISBN 9784544112085

内容説明

明の時代の律詩200首を収録。原文から訓読・口語訳まで付す。

目次

  • 夜坐
  • 感時
  • 覧古四十二首
  • 峨眉亭
  • 厳陵釣台
  • 送許時用帰越
  • 過高郵有感
  • 感事
  • 寒夜
  • 重九〔ほか〕
巻冊次

5(清) ISBN 9784544112092

内容説明

初唐に成立した近体詩、即ち絶句と律詩—ここでは、時代が降るにつれて、さまざまな展開をたどった。唐はいわばまだ牧歌的な時代であったが、宋元明清と経過するにつれて、発想は次第に新奇を追い、表現も屈折し深化した。故事を多用することによって、故事本来の用例と詩中のそれを重複することに、微妙な効果を求めようと試みたのである。そのため読者にも、それに追随できる理解を強要することになった。このような傾向は清に至ってますます甚だしく、注が増加して、次頁にはみ出た個所も少なくない。読者はこれらの詩を、書の作品として選ぶばかりではなく、文学としても深く味わっていただきたい。本巻中には清を過ぎて民国に及ぶ作品もあるが、それでも郭沫若や毛沢東には至っていない。

目次

  • 銭謙益・後秋興八首 其二
  • 銭謙益・和盛集陶落葉
  • 王時敏・西田感興
  • 馮班・余生
  • 朱之瑜・漫興
  • 朱鶴齢・村居満興
  • 呉偉業
  • 遇旧友
  • 呉偉業・海溢
  • 呉偉業・野望
  • 呉偉業・梅村〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA38785704
  • ISBN
    • 4544112052
    • 4544112060
    • 4544112079
    • 4544112087
    • 4544112095
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    5冊
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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