書誌事項

人間の測りまちがい : 差別の科学史

スティーヴン・J・グールド [著] ; 鈴木善次, 森脇靖子訳

河出書房新社, 1998.11

増補改訂版

タイトル別名

The mismeasure of man

タイトル読み

ニンゲン ノ ハカリ マチガイ : サベツ ノ カガクシ

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注記

原著改訂増補版(W.W. Norton, c1996) の翻訳

参考文献: 巻末pxiii-xxiii

索引: 巻末pi-xii

旧版: 初版(1989.7)は原著(W.W. Norton, c1981)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

脳の容量も知能指数も人間の知能を測る尺度とはなり得ない—頭蓋計測やIQテストなど、人種差別に根拠を与えてきた19世紀以来の生物学的決定論の誤謬をあばき、科学者の社会的責任を問う注目のエッセイ。『ベル・カーブ』批判など5篇を増補。

目次

  • 第1章 序文
  • 第2章 ダーウィン以前のアメリカにおける人種多起源論と頭蓋計測学—白人より劣等で別種の黒人とインディアン
  • 第3章 頭の測定—ポール・ブロカと頭蓋学の全盛時代
  • 第4章 身体を測る—望ましくない人びとの類猿性の二つの事例
  • 第5章 IQの遺伝決定論—アメリカの発明
  • 第6章 バートの本当の誤り—因子分析および知能の具象化
  • 第7章 否定しがたい結論
  • 『ベル・カーブ』批判
  • 三世紀間に見られた人種に関する考えと人種差別主義

「BOOKデータベース」 より

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