資本主義経済の基本問題
著者
書誌事項
資本主義経済の基本問題
晃洋書房, 1999.3
- タイトル読み
-
シホン シュギ ケイザイ ノ キホン モンダイ
大学図書館所蔵 件 / 全98件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
一体、資本主義とはどのような社会経済システムなのであろうか。それにはどのような意義があり、どのような問題が含まれているのであろうか。それを資本主義社会論の先駆者であるカール・マルクスはどのようにとらえたのであろうか。彼の資本主義社会論にはどのような意義と問題が含まれていたのであろうか。20世紀にソ連型の社会主義が形成され発展し崩壊したのはなぜであろうか。その間に資本主義はどのような変容を遂げたのであろうか。20世紀末に資本主義がその本来の性格を強め、全地球的システムとしての機能を高めたのはなぜであろうか。その全体像を我々はどのようにとらえ、その将来をどのように考えるべきであろうか。それを我々はどのようにしてより良いシステムに改めていくことができるであろうか。本書は、以上のような事柄についての筆者の考えを示すことを主眼に編成したものである。
目次
- 第1章 市場経済と資本主義的市場経済
- 第2章 資本主義の基本矛盾について
- 第3章 『宣言』の意義とその基本問題—『宣言』刊行150年試論
- 第4章 恐慌の基礎理論とその展開方法—『剰余価値学説史』を手がかりとして
- 第5章 拡大再生産表式とその展開方法—『資本論』第2部第8稿の検討を通して
- 第6章 フランソワ・ケネーの思想と理論
「BOOKデータベース」 より