海を渡った幕末の曲芸団 : 高野広八の米欧漫遊記

書誌事項

海を渡った幕末の曲芸団 : 高野広八の米欧漫遊記

宮永孝著

(中公新書, 1463)

中央公論新社, 1999.2

タイトル読み

ウミ オ ワタッタ バクマツ ノ キョクゲイダン : タカノ ヒロハチ ノ ベイオウ マンユウキ

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注記

参考文献および資料: p214-221

内容説明・目次

内容説明

慶応二年(1866)秋、曲芸師一行が横浜を旅立った。目的地はアメリカ、高野広八を後見役とする一行の名は帝国日本芸人一座。その妙技は各地の観客を魅了し、好評の中、巡業地をヨーロッパまで広げる。この間、一行はアメリカ大統領をはじめ各国の貴人・有力者との交流を行なう一方で、好奇心旺盛に巡業地の町を散策したり、取り囲んだ野次馬と乱闘したり、夜は娼婦を求めて出歩くなど、市井人ならではの約三年に及ぶ異文化を体験する。

目次

  • 第1章 帝国日本芸人一座太平洋を渡る(興行師リズリー先生;広八の素性;写真のないパスポート ほか)
  • 第2章 「エウロッパ」へいく(ル・アーブルよりパリへ;徳川昭武より花代五十両;万博会場、珍獣、風船をみる ほか)
  • 第3章 南欧の光と影、そして帰国(マドリッド;闘牛をみる;バルセロナ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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