ドイツ民法典の編纂と法学

書誌事項

ドイツ民法典の編纂と法学

石部雅亮編

九州大学出版会, 1999.2

タイトル読み

ドイツ ミンポウテン ノ ヘンサン ト ホウガク

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内容説明・目次

内容説明

本書は、ドイツ民法典の編纂過程を歴史的に考察したものである。法典編纂の準備と実施の過程を取り扱い、それを取り巻く状況を、法史のみならず、政治史、経済史、思想史などの視点をも加えて、総合的に考察し、ドイツ民法典の個々の制度ないし規定の成立史を、近時公刊された新資料を用いて詳細に検討した。

目次

  • ドイツ民法典編纂史概説
  • 歴史法学派から法典編纂へ
  • ドイツ民法典と帝国議会—帝国議会第一読会を中心として
  • ドイツ民法典における表示錯誤の成立
  • 電気通信事業体の過誤とリスク負担—120条の比較私法史
  • 十九世紀ドイツ普通法における詐欺・強迫理論とドイツ民法典の編纂過程
  • 動機の不法—今なおドイツ民法学に学ぶべきもの
  • ドイツ民法典における法律行為の一部無効
  • 長期間の勤務年限が約定された雇傭契約の規律について—624条覚書
  • ドイツ民法典の組合契約における合有制—717条・718条・738条の立法過程を中心に
  • ヨホウ物権法草案以降におけるネガトリア請求権規定(1004条)形成史の探究—イミッシオーン規定(906条)との関連性を顧慮した覚え書き
  • ドイツ民法典への強制的「民事婚」と有責主義的離婚制度の導入—国家と教会の相剋とその止揚

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA40546036
  • ISBN
    • 4873785804
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    福岡
  • ページ数/冊数
    iv, 509, xxiiip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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