書誌事項

鎌倉仏教の様相

高木豊, 小松邦彰編

吉川弘文館, 1999.3

タイトル読み

カマクラ ブッキョウ ノ ヨウソウ

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注記

まえがき(高木豊), 鎌倉仏教の展開(「「鎌倉新仏教」という名辞」-「中世前期の茨城県北部における浄土教的世界」), 日蓮のなかの鎌倉仏教(「中世天台僧の学習」-「増補・天山ウイグル王の肖像をめぐって」), あとがき(小松邦彰)

高木豊の古希を記念した論集

収録内容

  • 「鎌倉新仏教」という名辞 / 石塚純一 [執筆]
  • 「宗」のゆくえ : 覚憲・明恵・凝然の歴史意識 / 市川浩史 [執筆]
  • 安居院聖覚の言説をめぐる / 小峯和明 [執筆]
  • 栄西における兼修禅の性格 / 船岡誠 [執筆]
  • 天照大神の変貌 : 「日本国主天照大神」観の形成 / 佐藤弘夫 [執筆]
  • 女人往生における二つの論理 / 佐々木馨 [執筆]
  • 大和国の宗教地図 : 笠置山地・吉野と奈良盆地の関わりを中心に / 上田さち子 [執筆]
  • 中世前期の茨城県北部における浄土教的世界 / 堤禎子 [執筆]
  • 中世天台僧の学習 : 青春の日蓮と重ね合わせて / 高木豊 [執筆]
  • 日蓮誕生論 : 鎌倉新仏教における人権思想の萌芽 / 大久保雅行 [執筆]
  • 日蓮撰『注法華経』の一考察 / 小松邦彰 [執筆]
  • 『法華取要抄』の成立 / 都守基一 [執筆]
  • 中世日本仏教にみる女人救済の諸相 : 日蓮を中心にして / 三輪是法 [執筆]
  • 増補・天山ウイグル王の肖像をめぐって / 梅村坦 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

鎌倉時代は、仏教史上最大の変革期であった。仏者の唱導をはじめ、王権・神、女人往生などの問題をとりあげ、新たな知見と視点から鎌倉仏教の実相を多角的に解明する。また修学修行の実態と著作より仏教の人日蓮を追究。

目次

  • 鎌倉仏教の展開(「鎌倉新仏教」という名辞;「宗」のゆくえ—覚憲・明恵・凝然の歴史意識;安居院聖覚の言説をめぐる;栄西における兼修禅の性格 ほか)
  • 日蓮のなかの鎌倉仏教(中世天台僧の学習—青春の日蓮と重ね合わせて;日蓮誕生論—鎌倉新仏教における人権思想の萌芽;日蓮撰『注法華経』の一考察;『法華取要抄』の成立 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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