数学は世界を解明できるか : カオスと予定調和

書誌事項

数学は世界を解明できるか : カオスと予定調和

丹羽敏雄著

(中公新書, 1475)

中央公論新社, 1999.5

タイトル別名

数学は世界を解明できるか

タイトル読み

スウガク ワ セカイ オ カイメイ デキル カ : カオス ト ヨテイ チョウワ

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内容説明・目次

内容説明

天動説は数理モデルを構成して数学的に天体運動を説明する試みである。ガリレイは地上運動にも数理構造があることを示し、ニュートンはそれらを土台に近代的力学を創った。数学の発展がそれを可能にした。現象の基礎にある法則とその数学的表現である微分方程式が示すのは単純さと美しさをもつ予定調和的世界である。しかし、コンピュータの出現は自然の内包する複雑さを明るみに出した—。現代科学思考の到達点を平易に叙述。

目次

  • 1 未来を予測する—科学の始まり
  • 2 システムとモデル化
  • 3 単純な法則と美しい現象
  • 4 複雑さこそ単純さの源
  • 5 揺らぎから生じる新しい制度
  • 6 生態学モデル
  • 7 単純さから生じる複雑さ、カオス
  • 8 日はまた昇る?

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA41295033
  • ISBN
    • 4121014758
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 182p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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