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アメリカの嘆き : 米文学史の中のピューリタニズム

宮脇俊文, 高野一良編著 ; 八木敏雄 [ほか] 著

松柏社, 1999.5

タイトル読み

アメリカ ノ ナゲキ : ベイブンガクシ ノ ナカ ノ ピューリタニズム

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注記

監修: 秋山健

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

「約束の地」アメリカは十七世紀以来「新大陸」に渡ってきた様々な移民たちに何を与えてきたのか。理想社会の建設は成功したのか。ピューリタニズムにアメリカのアイデンティティーの起源を求めるのか。それとも、ピューリタニズムからの解放に理想社会アメリカの可能性を見出すのか。「約束の地」は人々に何を約束するのか。アメリカはこれからどこへゆくのか。「約束の地」は彷徨う…。

目次

  • キャサリン・セジウィック—白き死の仮面 キャサリン・セジウィックの描いた白い歴史絵巻
  • ウィリアム・ブラッドフォード—ブラッドフォードの『歴史』にみるインディアン消去法 「ピーコット戦争」まで
  • トマス・シェパード—荒野から沃野へ トマス・シェパードとその周辺
  • ハリエット・ビーチャー・ストウ—牧師の娘の苦悩 ストウとピューリタニズムの変容
  • ジェイムズ・フェニモア・クーパー—戦略としての「ピューリタン嫌い」 クーパーの『ウィシュ・トン・ウィシュの嘆き人』
  • ナサニエル・ホーソーン—ホーソーンとキリスト教 『緋文字』における苦行と悔い改め
  • ハーマン・メルヴィル—もう一つの神との格闘 メルヴィルと市民宗教
  • ヘンリー・D.ソロー—ソローのウィルダネスの詩学とピューリタニズム
  • ネイチャー・ライティング—書物としての自然 博物学的予型論
  • ヘンリー・ジェイムズ—ニューイングランド的良心と女性支配 ヘンリー・ジェイムズが『使者たち』に描いたアメリカ〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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