清潔文化の誕生
著者
書誌事項
清潔文化の誕生
紀伊國屋書店, 1999.5
- タイトル別名
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Chasing dirt : the American pursuit of cleanliness
- タイトル読み
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セイケツ ブンカ ノ タンジョウ
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注記
原著 (New York : Oxford University Press, 1997) の翻訳
解説: 富山太佳夫
原注: 巻末p1-76
内容説明・目次
内容説明
掃除、洗濯、シャワーにデオドラント…清潔文化は、いまやわたしたちの生活をあまねくおおっている。いつから人々はかくも清潔好きになったのか?本書は、清潔文化発祥の地アメリカにおける、“清潔”の社会史である。悪臭ただよう19世紀アメリカから、国民がこぞって飽くなき清潔の追求に励む清潔大国へ。それはつまるところ、中流階級の価値観の勝利であった。その過程を、女性や移民、都市と田舎、行政など、さまざまな立場の声をすくいとりつつあざやかに描き出す。膨大な文献資料に基づくアメリカ社会史の労作であり、「清潔文化」に生きるすべての人に向けて問いかける書である。
目次
- 序 まず「清潔」第一
- 第1章 すさまじく汚い
- 第2章 広がる戦争
- 第3章 都市の掃除
- 第4章 アメリカの習慣
- 第5章 大衆の説得
- 第6章 洗濯物は真っ白—漂白剤で輝く白さ
「BOOKデータベース」 より