地場産業と地域振興 : 集中型社会から分散型社会への転換

書誌事項

地場産業と地域振興 : 集中型社会から分散型社会への転換

石倉三雄著

(MINERVA現代経済学叢書, 25)

ミネルヴァ書房, 1999.6

タイトル読み

ジバ サンギョウ ト チイキ シンコウ : シュウチュウガタ シャカイ カラ ブンサンガタ シャカイ エノ テンカン

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内容説明・目次

内容説明

今日の経済、社会の潮流は、量と規模から質と多様性へ、迅速からゆとりと着実性へと転化している。これは集権システムから脱却し、分権システムへ、つまり集中型社会から分散型社会への転進を意味している。分散型社会の構築は、各地域がその特色を活かした産業によって内発的に、自立的発展をめざしたものであろう。地場産業は、その核を支える産業の一つである。地域の就労創出と所得確保、伝統的技術や文化遺産の継承、地方財政への寄与、地域文化の形成など、地場産業の振興による経済効果を具体的な資料をもとに提言する。

目次

  • 東京一極集中
  • 1 量産体制の終焉—量と画一性から質と多様性へ(全国総合開発計画;地域経済;大量生産体制;クラフト生産体制)
  • 2 イタリア経済—「第3のイタリア」を中心として(イタリア中小企業政策の概要;産地産業;産地集積状況;第3のイタリア—エミリア・ロマーニャ州;第3のイタリア(2)—ボローニャの金属危機加工業:1900〜1992年;第3のイタリア(3)—エミリア・ロマーニャ州におけるモデナを中心として;第3のイタリア誕生への社会経済構造的背景—ヴァルデルサとバッサーノの事例;地場産業と地域分散型社会)

「BOOKデータベース」 より

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