抒情の方法 : 朔太郎・静雄・中也

書誌事項

抒情の方法 : 朔太郎・静雄・中也

長野隆著

思潮社, 1999.8

タイトル別名

抒情の方法 : 朔太郎・静雄・中也 : 評論集

評論集抒情の方法 : 朔太郎静雄中也

タイトル読み

ジョジョウ ノ ホウホウ : サクタロウ シズオ チュウヤ

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内容説明・目次

内容説明

抒情の核たる「うた」の不在—近代のアポリアをいかに超えるか。日本近代詩に稀有な達成をみた萩原朔太郎・伊東静雄・中原中也の本質を、比類なき鋭利な解析力をもって「方法」のレベルまで剔出し、詩の現在に新たな回路を呈示する原理的模索、ついに結実なる。

目次

  • 「旅上」の人・萩原朔太郎—方法としての境界
  • 萩原朔太郎の短歌—「うた」の行方
  • 萩原朔太郎と宮沢賢治—モナドロジーと身体/脱身体
  • 高村光太郎と萩原朔太郎—方位としての生命/自然
  • 伊東静雄の方法
  • 初期伊東静雄の詩学—拾遺詩篇から
  • 危険な抒情—『春のいそぎ』へ
  • 「うた」論の行方
  • 「うた」をめぐる中原中也論史
  • 詩における「かたり」—中原中也へ太宰治から
  • 「うた」と「かたり」の思想—続「詩における「かたり」」/太宰治と中原中也

「BOOKデータベース」 より

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