聖母マリア伝承
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聖母マリア伝承
(文春新書, 061)
文藝春秋, 1999.9
- タイトル読み
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セイボ マリア デンショウ
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注記
参考文献: p212-213
内容説明・目次
内容説明
二十世紀になってからも四百回を越える「ご出現」。伝えられる事績は奇蹟の治癒ばかりではなかった。母性、エロスの象徴として男たちの憧憬の的に。かと思えば、古くは国王の軍神、冷戦下には自由の女神。聖書には僅かの記載しかない宗教界不世出のヒロインは、いかにしてイエスその人を凌ぐ大衆的人気をかちえたのか。さらにまた、イスラム教のマリアとは?—人間の本性に宿る「母なるもの」への希求の物語を、数多くの故事・伝承と絵画で紡ぐ。
目次
- 第1章 マリア讃歌
- 第2章 処女懐胎の謎
- 第3章 イエスの誕生
- 第4章 描かれたマリア
- 第5章 聖母伝説の形成
- 第6章 「奇蹟」のマリア
「BOOKデータベース」 より