物語・日本人の占領
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物語・日本人の占領
(平凡社ライブラリー, 310)
平凡社, 1999.11
- タイトル読み
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モノガタリ ニホンジン ノ センリョウ
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注記
文献リスト: p274
対談 鶴見良行/津野海太郎: p275-296
解説 如月小春: p297-304
朝日新聞社 1985年刊の再刊.
内容説明・目次
内容説明
東南アジアについての戦後日本あげての無知・無関心は、日本人のうちにあった一種の「接触恐怖」によるのではないか。うっかり深入りして、かつての「自分」の所業に由来する「他人」の爆発的な敵意に直面させられたくないという警戒心。—互いが自分で自分を笑う能力をもたない限り、先に進みようのない現実がある—。大戦下のフィリピン占領を、民衆演劇を舞台に今、語り直す。「他人の物語」から見えてくる「自分の物語」とは。
目次
- 1 自分の物語と他人の物語
- 2 宣伝班における人間たちの研究
- 3 腕時計の場面
- 4 日本語かタガログ語か
- 5 『あの旗を撃て』異聞
- 6 転向と協力
- 7 望月中尉が死んだ
- 8 桃太郎のゆくえ
「BOOKデータベース」 より