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日本に生きる

金子啓一編

(「講座」現代キリスト教倫理, 3)

日本基督教団出版局, 1999.11

タイトル読み

ニホン ニ イキル

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注記

参考文献: 各章末にあり

内容説明・目次

内容説明

現代日本に住むわれわれにとっての倫理的課題に的を絞り、私たちが他者、特に異質な他者と共住・共生していく上で踏まえておかなければならない課題を取り上げる。具体的には、社会文化的、また民族的差異による差別、「障害」者、あるいは野宿労働者の問題など。また、特に日本人にとって国内外の異質な他者と共生するうえでの前提である戦争責任の問題。沖縄、アイヌの問題など。

目次

  • 序論 あらためて「日本で共に生きる」とは—キリスト教倫理の染め直し
  • 第1章1 日本の戦争とアジアの人びと
  • 第1章2 日本の教会の戦争責任
  • 第2章 市場論理と倫理
  • 第3章 心を込めた仕事・心を込めた遊び—「労働」対「余暇」の構図を越えて
  • 第4章 部落差別問題—差別は「あの人たちの問題」ではない
  • 第5章 民族 在日韓国・朝鮮人
  • 第6章 沖縄—日本の「異種」
  • 第7章 先住民族アイヌ
  • 第8章 「しょうがい」へのまなざし
  • 第9章 カタルシスとしてのユーモア—いじめ状況から共生の祝祭へ
  • 第10章 移住労働者・移住外国人との共住を考える
  • 第11章 野宿労働者考—寄せ場から路上へ
  • 第12章 ボランティア考—ボランタリズムの文化を求めて
  • 第13章 現代社会とゴミ問題

「BOOKデータベース」 より

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