国際仲裁と国際取引法
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国際仲裁と国際取引法
(日本比較法研究所研究叢書, 49)
中央大学出版部, 1999.11
- タイトル読み
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コクサイ チュウサイ ト コクサイ トリヒキホウ
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内容説明・目次
内容説明
国際仲裁はこれまで一般に国際取引紛争の原則的な解決方法とされてきたが、本書は、国際仲裁をとおして国際取引法の世界を眺めたものである。国際仲裁においては国際取引紛争がいかなる実体法的な判断基準に基づいて処理されるのかという問題について、仲裁判断・学説・判例・立法の最近の動向を明らかにし、国際仲裁に対する国家(国家裁判所)のスタンスがいかにあるべきかという問題について、フランスの判例・学説・立法を紹介し検討することにより、フランスの極めてリベラルな姿勢を明らかにし、その意義を示唆した。
目次
- 第1部 序論に代えて(国際取引紛争の解決方法に関する覚書;仲裁の国際性の基準)
- 第2部 国際仲裁における実体法的判断基準(国際取引法におけるlex mercatoriaの理論;lex mercatoriaに関する若干の問題;近時のICC(国際商業会議所)仲裁判断の概観的考察 ほか)
- 第3部 国際仲裁と国家裁判所(国際仲裁合意に関する牴触法的アプローチの放棄;国際仲裁手続に関する牴触法的アプローチの放棄;常設仲裁機関の決定をめぐる若干の法律問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より