書誌事項

「ゆらぐ」ことのできる力 : ゆらぎと社会福祉実践

尾崎新編

誠信書房, 1999.11

タイトル別名

ゆらぐことのできる力 : ゆらぎと社会福祉実践

タイトル読み

「ユラグ」 コト ノ デキル チカラ : ユラギ ト シャカイ フクシ ジッセン

大学図書館所蔵 件 / 242

注記

文献: p [326]-335

収録内容

  • 「共感」について : 「わからなさ」と「他者性」に注目して / 松本史郎 [執筆]
  • 「ゆらぎ」と私のインターフェース / 長谷川俊雄 [執筆]
  • 癌ターミナル期家族のゆらぎと援助者のゆらぎ : ゆらぎの分析と活用 / 柳原清子 [執筆]
  • 保健婦の成長と「ゆらぎ」の体験 : 「ゆらぎ」を受けとめ、表現する力 / 柏木由美子 [執筆]
  • 「ふりまわされる」ということ : 援助関係における一つの「ゆらぎ」に着目して / 尾崎新 [執筆]
  • 「共に生きる」という関係づくりとゆらぎ / 原田正樹 [執筆]
  • 実習教育と「ゆらぎ」 : 学生と教員のスーパービジョン関係について考える / 福田俊子 [執筆]
  • 社会福祉の共通認識をつくる : 福祉教育実践における「ゆらぎ」 / 辻浩 [執筆]
  • 時代と社会福祉実践、そして「ゆらぎ」 : 「幅」「軸」「多様性」に注目して / 西澤利朗 [執筆]
  • ソーシャルワーク実践における曖昧性とゆらぎのもつ意味 / 須藤八千代 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

本書は、社会福祉実践における「ゆらぎ」を論じる。ここでいう「ゆらぎ」とは、実践のなかで援助者、クライエント、家族などが経験する動揺、葛藤、不安、あるいは迷い、わからなさ、不全感、挫折感などの総称である。筆者らは、社会福祉実践はこれらの「ゆらぎ」に直面し、「ゆらぎ」を抱え、「ゆらぎ」という体験から何かを学ぶことによって、その専門性や技術を高めることができると考えている。つまり、「ゆらぎ」を単に否定し、排除すべきものと捉えるのではなく、「ゆらぎ」という経験こそ、社会福祉実践の原点であると捉える。

目次

  • 「ゆらぎ」からの出発—「ゆらぎ」の定義、その意義と課題
  • 「共感」について—「わからなさ」と「他者性」に着目して
  • 「ゆらぎ」と私のインターフェース
  • 癌ターミナル期家族のゆらぎと援助者のゆらぎ—ゆらぎの分析と活用
  • 保健婦の成長と「ゆらぎ」の体験—「ゆらぎ」を受けとめ、表現する力
  • 「ふりまわされる」ということ—援助関係における一つの「ゆらぎ」に注目して
  • 「共に生きる」という関係づくりとゆらぎ
  • 実習教育と「ゆらぎ」—学生と教員のスーパービジョン関係について考える
  • 社会福祉の共通認識をつくる—福祉教育実践における「ゆらぎ」
  • 時代と社会福祉実践、そして「ゆらぎ」—「幅」「軸」「多様性」に注目して
  • ソーシャルワーク実践における曖昧性とゆらぎのもつ意味
  • 「ゆらぐ」ことのできる力—「ゆらぎ」を実践に活用する方法

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA44606118
  • ISBN
    • 4414603269
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xxi, 341p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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