レクサスとオリーブの木 : グローバリゼーションの正体

書誌事項

レクサスとオリーブの木 : グローバリゼーションの正体

トーマス・フリードマン著 ; 東江一紀, 服部清美訳

草思社, 2000.2

タイトル別名

The Lexus and the olive tree : understanding globalization

タイトル読み

レクサス ト オリーブ ノ キ : グローバリゼーション ノ ショウタイ

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注記

底本: New York : Farrar, Straus and Giroux, c1999. 著者による加筆, 一部割愛あり

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784794209467

内容説明

冷戦後、世界のルールは激変した。技術、情報、金融の壁が消え、あらゆるものが国境を越えて広がっていき、地球規模で結びつく「グローバル化」の時代がやってきたのだ。無名の青年が一夜にして富を築く一方で、国も業種も超えた合併が巨大企業を生み出し、世界の株価は短時日のうちにとんでもない乱高下を見せる。混沌にも似たこの新しい世界のルールとは何か。何が新たな勝者を生み、何が日本の景気を抑えつけているのか。著者はこの問いに二つの鍵で答える。レクサス(トヨタの高級車)とオリーブの木(土地・文化・民族の象徴)である。国籍を超えた最新技術の集結と、古来の伝統的価値への固執。この二つの要素を軸に、現在の世界を鮮やかに読み解いたのが本書である。

目次

  • 第1部 グローバル化システムを知る(冷戦後、ストーリーなき世界;レクサスとオリーブの木;そして、いっせいに壁が崩れ落ちた;情報免疫不全症候群;黄金の拘束服 ほか)
  • 第2部 グローバル化システムに接続する(DOS資本バージョン6.0;グローバリューション;あなたの国は大丈夫か?)
巻冊次

下 ISBN 9784794209474

内容説明

奇妙な事実がある。マクドナルドのある国どうしは、戦争をしないというのだ。なぜか。マクドナルドはまさにグローバル化のしるしであり、グローバル化世界の価値観は、問題解決の方法として「戦争」を好まないからだ。世界はすでに国家の論理ではないものによって動きつつある。二十四時間市場は、ネットワーク上の無数の多国籍投資家たちに支配され、もはや誰もコントロールしきれない。オリーブの木に象徴される旧い価値は、絶え間ない紛争を生んできたが、一方では文化や社会の安定ももたらしてきた。そして、グローバル化はそれらを破壊しようとする。新旧の価値が衝突するなかで、変化の巨大なうねりが世界を覆いはじめた。このうねりを乗り越えるための条件とは何か。

目次

  • 第2部 グローバル化システムに接続する(戦争とマクドナルドの不思議な関係;持続可能なグローバル化;勝者がすべてを手に入れる)
  • 第3部 グローバル化システムへの反動(グローバル化への反動;うねり、または反動に対する反動)
  • 第4部 グローバル化システムとアメリカ(合理的な活況;革命はアメリカから;破滅に向かうシナリオ;前へ進む道)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA45717850
  • ISBN
    • 4794209460
    • 4794209479
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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