共(コミューン)の思想 : 農業問題再考

書誌事項

共(コミューン)の思想 : 農業問題再考

磯辺俊彦著

(現代の危機を考える, 6)

日本経済評論社, 2000.3

タイトル別名

共の思想 : 農業問題再考

タイトル読み

コミューン ノ シソウ : ノウギョウ モンダイ サイコウ

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注記

引用文献総覧: p391-420

内容説明・目次

内容説明

本書は、資本過剰と労働力過剰をキーワードとし、労働力の自立(人間的で、直接に社会的なボランティア労働を基軸とした変革の主体形成論)の論理をベースに置きながら、国際的・国内的なFair Tradeへの途を具体化していくための、一つの粗い下絵としての問題の大枠を考え、新しい「共」の形成と、そこでの「地域原理」を追求している。

目次

  • 第1部 資本と農業の相克(市場価格によって統御された経済—自然のうえの経済・社会・政治;なぜ資本主義は農業になじまないのか;世界経済システムの危機)
  • 第2部 家族制農業の存在構造(家族制農業の分析課題—椎名重明編『ファミリー・ファームの比較史的研究』をめぐって;チャヤノフ理論と日本における小農経済研究の軌跡;なぜ日本農業はダメになったのか—市場・国家・農業;1961年基本法農政下の農業生産力構造;船方総合農場と地域農業—津和野紀行;新しい「共」を創る—脱「農業保護政策の時代」)
  • 第3部 アジアへの視座(アジア・日本・西欧農業をみる眼—金沢夏樹『変貌するアジアの農業と農民』をめぐって;アジアの社会編成原理—結びに代えるノート)

「BOOKデータベース」 より

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