メディチ家の盛衰
著者
書誌事項
メディチ家の盛衰
東洋書林, 2000.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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The rise and fall of the House of Medici
- タイトル読み
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メディチケ ノ セイスイ
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注記
The rise and fall of the House of Medici.の翻訳
メディチ家系図: p[464]-[467]
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784887214071
内容説明
芸術から陰謀にいたるまで、ルネサンス期のヨーロッパのあらゆる出来事にその名が登場するイタリアの大富豪メディチ家。14世紀末のフィレンツェにジョヴァンニ・ディ・ビッチがメディチ家銀行を興してから、1737年にメディチ家最後のトスカナ公ジャン・ガストンが死ぬまで、300年以上にわたり栄華を誇ったこの一族の歴史と秘密を描き出す。銀行家として成功したジョヴァンニや長男コジモはアルビッツィ家やパッツィ家といったライヴァルに勝利し、フィレンツェ市政庁を牛耳るようになる。やがて教皇庁と対立するなど、次第に強大になっていく一族の勃興と繁栄が語られる。
目次
- 第1部 15世紀(イル・クアトロチェント)(フィレンツェとフィレンツェ人;メディチ家の勃興;宿敵、アルビッツィ家;追放、そして勝利 ほか)
- 第2部 1464年—1492年(痛風病み、ピエロ;若きロレンツォ;教皇、そしてパッツィ家;フィレンツェの救世主 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784887214088
内容説明
ルネサンス期のイタリアを中心にヨーロッパ中にその名がとどろいたイタリアの大富豪メディチ家の歴史と秘密。ロレンツォ・ディ・ピエロによる黄金時代が過ぎると、イタリアは動乱の時代を迎え、フィレンツェでは共和体制がメディチ家を一時的に追放する。復権すると、一族からは最初のメディチ家出身の教皇レオ10世が登場、以降はメディチ教皇による支配がつづく。コジモ1世が初のトスカナ大公となると、メディチ家は次々と大公を輩出し、君主国家を確立していくが、1737年のトスカナ公ジャン・ガストンの死を境に衰退がはじまり、さしもの名家も没落の一途をたどる。
目次
- 第3部 1492年‐1537年(ピエロ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチとフェラーラの修道士;破門;メディチ家の帰還;教皇レオーネ;ローマへの進軍;籠城、そして殺戮)
- 第4部 1537年‐1743年(コジモ一世;コジモの後継者;フェルディナンド2世とフランス王女;コジモ3世と大公フェルディナンド;メディチ家の終焉)
「BOOKデータベース」 より