メルロ=ポンティ哲学研究 : 知覚の現象学から肉の存在論へ

書誌事項

メルロ=ポンティ哲学研究 : 知覚の現象学から肉の存在論へ

森脇善明著

晃洋書房, 2000.3

タイトル別名

メルロポンティ哲学研究 : 知覚の現象学から肉の存在論へ

タイトル読み

メルロ ポンティ テツガク ケンキュウ : チカク ノ ゲンショウガク カラ ニク ノ ソンザイロン エ

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注記

参考文献: 巻末p9-13

内容説明・目次

内容説明

ハイデガーやサルトルが逸早く現象学から脱却したのに比して、メルロ=ポンティは、フッサールの最も稔り豊かな継承者との評価が高い。彼の哲学の本質は、つねに「端緒の状態」に留まって、自らを見詰め直す点にある。本書では、『知覚の現象学』および中後期の彼の思索を扱った二十編を選び、各一編を一章に当てて論じた。

目次

  • 序 現象学の発見—われわれにとっての現象学
  • 第1部 知覚理論と身体の現象学(知覚理論の形成—人間的経験の起点としての知覚;現象野の開示—古典的偏見の批判;身体の現象学序説—世界内存在としての身体 ほか)
  • 第2部 相互主観的世界経験の構造(知覚経験—私の身体という視点;空間経験—世界経験としての空間知覚;物の経験—世界経験としての物の知覚 ほか)
  • 第3部 言語理論と後期思索の構想(言語理論の形成—〈語る主体〉への還帰;言語経験—言語の創造的使用と表現の問題;パロールの現象学の構築—ラングからパロールへの乗り越え ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46496724
  • ISBN
    • 4771011370
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiii, 364, 13p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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