書誌事項

地獄めぐり

川村邦光著

(ちくま新書, 246)

筑摩書房, 2000.5

タイトル読み

ジゴク メグリ

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注記

参照文献・絵画資料: p231-235

内容説明・目次

内容説明

「死」と言われて思い浮かべる風景—地獄。生前、悪行を為した者は、三途の川の岸辺で奪衣婆に衣服を剥がれ、閻魔大王の裁きをうけて、剣の山や火炎地獄、血の池地獄など、果てしない冥界めぐりに追いたてられるという。日本人の心の奥底に刻みこまれた、こんな死後の世界のイメージは、実は、現世が逆照射された風景だった。「十界曼荼羅」「地蔵十王経」など、数々の地獄絵にも残されているあの世観から、今に息づく日本の原風景をさぐる地獄の文化史。

目次

  • 1 他界を遍歴する(他界遍歴と甦り—『日本霊異記』の世界;ヨモツ(黄泉)国訪問譚 ほか)
  • 2 地獄を幻視する(地獄の視覚化;地獄を想起せよ ほか)
  • 3 三途の川の奪衣婆(奪衣婆の出現;奪衣婆の系譜 ほか)
  • 4 女の地獄と穢れ(女の地獄とは—「熊野観心十界曼荼羅」の世界;女の地獄の絵解き ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46668138
  • ISBN
    • 448005846X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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