非線形波動
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非線形波動
(現代物理学叢書)
岩波書店, 2000.6
- タイトル読み
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ヒセンケイ ハドウ
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注記
参考書・文献: p223-226
内容説明・目次
内容説明
長い歴史をもつ非線形波動の研究は、ソリトンの発見を契機として急速に発展した。いまやこの分野は、工学での応用、計算機の利用、新しい数学などとも密接に関連し、学際的な広がりをみせている。また最近、量子論への拡張を通して、統計力学も含めた厳密に解ける模型が、ソリトン理論の枠組みで議論できるようになった。本書は、波動の基礎事項から結び目理論など最新の成果までを、統一的な立場から明快に解説する。補章として長距離相互作用をもつ量子可積分系、曲線の運動など今日の課題を説明する。
目次
- 1 孤立波からソリトンへ
- 2 分散媒質における非線形波動
- 3 モデル方程式
- 4 KdV方程式の解法
- 5 ソリトン理論の発展
- 6 いろいろな物理系
- 7 量子逆散乱法
- 8 結び目理論
- 補章
「BOOKデータベース」 より