書誌事項

文人悪食

嵐山光三郎著

(新潮文庫, あ-18-5)

新潮社, 2000.9

タイトル読み

ブンジン アクジキ

大学図書館所蔵 件 / 58

注記

参考文献: p543-555

内容説明・目次

内容説明

「何か喰いたい」臨終の漱石は訴え、葡萄酒一匙を口に、亡くなった。鴎外はご飯に饅頭を乗せ、煎茶をかけて食べるのが好きだった。鏡花は病的な潔癖症で大根おろしも煮て食べたし、谷崎は鰻や天ぷらなど、こってりした食事を愉しんだ。そして、中也は酒を食らって狂暴になり、誰彼構わず絡んでいた。三十七人の文士の食卓それぞれに物語があり、それは作品そのものと深く結びついている。

目次

  • 夏目漱石—ビスケット先生
  • 森鴎外—饅頭茶漬
  • 幸田露伴—牛タンの塩ゆで
  • 正岡子規—自己を攻撃する食欲
  • 島崎藤村—萎びた林檎
  • 樋口/一葉—ドブ板の町のかすていら
  • 泉鏡花—ホオズキ
  • 有島武郎—『一房の葡萄』
  • 与謝野晶子—一汁一菜地獄
  • 永井荷風—最後に吐いた飯つぶ〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA48088128
  • ISBN
    • 9784101419053
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    562p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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