古代東アジア世界と日本
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古代東アジア世界と日本
(岩波現代文庫, 学術 ; 25)
岩波書店, 2000.9
- タイトル読み
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コダイ ヒガシアジア セカイ ト ニホン
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内容説明・目次
内容説明
古代より中国と朝鮮・日本・ベトナムは漢字を共有し、それを媒介に儒教・律令・漢訳仏教などの文化を享受した。著者はこのような文化圏と政治・外交システムが一体になった自己完結的世界を「東アジア世界」とよんだ。この東アジア世界論の根底には日本の歴史を世界史的観点から理解しようとする企図があり、それは東アジア前近代史研究の理論的枠組となった。著者の発想の根本とそれが生まれた時代状況を確認し、東アジアと日本の歴史像を考える。
目次
- 第1章 序説—東アジア世界の形成(「東アジア世界」の設定について;「東アジア世界」の形成過程;「東アジア世界」の形成とその推移)
- 第2章 東アジア世界と冊封体制—六‐八世紀の東アジア(問題点の所在;中国王朝と東辺諸国との関係の推移;結語—冊封体制について)
- 第3章 東アジア世界と日本史(序説—世界史的観点の導入;漢字文化圏の成立;冊封体制と日本;騎馬民族征服説について ほか)
「BOOKデータベース」 より