茂吉の体臭
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茂吉の体臭
(岩波現代文庫, 文芸 ; 20)
岩波書店, 2000.9
- タイトル読み
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モキチ ノ タイシュウ
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注記
斎藤茂吉年譜: p331-370
現代文庫版あとがき: p389-392
岩波書店 1964年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
歌人斎藤茂吉の長男で医業を継いだ著者が、精神科医としての冷静な眼で父の性格と体質についての科学的考察を試み、家庭における人間茂吉の実態を、体臭を感ぜさせるほど生々しくもかつ揺るぎない愛情を込め、ユーモラスに描き出した。失火や戦災に焼失した医院を幾度も復興させた、家族たちの不屈の精神の記録でもある。
目次
- 父の性格と体質と人となり
- 妄想—父の受難記
- 病牀記、解剖記、埋葬記
- 代田時代
- 大京町のこと
- 青山脳病院のこと
- 箱根と父
- 父の医学論文
- 母のこと
- 父の周辺の方々
「BOOKデータベース」 より