ピエル・ロティの館 : エグゾティスムという病い
著者
書誌事項
ピエル・ロティの館 : エグゾティスムという病い
(叢書メラヴィリア, 7)
作品社, 2000.9
- タイトル別名
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La maison de Pierre Loti
- タイトル読み
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ピエル ロティ ノ ヤカタ : エグゾティスム トイウ ヤマイ
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注記
ロティ年譜: p216-225
文献一覧: p226-231
内容説明・目次
内容説明
『ロティの結婚』、『お菊さん』。異国情緒に彩られた恋物語で一世を風靡したピエルロティ。しかしその作品には虚構がない。物語さえ存在しない。過ぎ去ってゆくエグゾティスムの作家というレッテルを剥がし取り、過度に成熟した19世紀末ヨーロッパの虚無と倦怠に深く冒されながら、そこから癒えようと異国を旅し、執筆し続けたひとりの男の生のありようを浮かび上がらせる。
目次
- 第1章 ピエル・ロティ館
- 第2章 エグゾティスムという病い
- 第3章 民族学の先駆者
- 第4章 自伝作家としてのロティ
- 第5章 ロティのタヒチ・ゴーギャンのタヒチ
- 第6章 ロティとルーセル
- 第7章 宗教なき宗教的魂
「BOOKデータベース」 より