惑星気象学
著者
書誌事項
惑星気象学
東京大学出版会, 2000.11
- タイトル別名
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Planetary meteorology
- タイトル読み
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ワクセイ キショウガク
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注記
参考・引用文献: p193-201
欧文標題は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
太陽系に属するほとんどの惑星に大気が存在し、そこでは地球の気象からは想像もつかないようなさまざまな大気現象が展開されていることが、惑星探査衛星の観測などにより明らかにされてきた。本書はこのような惑星の気象を、気象学や惑星科学の知識を前提せずに、全くの初歩から説明したものである。といっても、本書は単なる教科書ではない。惑星気象学の内容は、まだ標準的な教科書ができるほどには固まっていないのが現状である。そこで、本書では著者のかなり個性的な立場から、惑星気象学を構成してみた。地球の気象力学を背景とする著者の専門を反映して、本書では惑星気象のうち、惑星規模の大気の運動(大気大循環)といった力学的側面が強調されている。
目次
- 第1章 各惑星大気の概観(金星の大気と気象;火星の大気と気象;地球の大気と気象 ほか)
- 第2章 惑星大気大循環の比較論(惑星の大気大循環;回転水槽実験;ゴリツィンの統一理論1:物理的考察 ほか)
- 第3章 金星大気のスーパーローテーション(スーパーローテーションとは何か?;観測事実;スーパーローテーション生成のいろいろなメカニズム ほか)
- 第4章 木星大気の帯状構造(浅い対流と深い対流;3次元乱流と2次元乱流;ラインズ効果 ほか)
「BOOKデータベース」 より