機密保持と化学 : 紀元前から現代まで
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機密保持と化学 : 紀元前から現代まで
(ポピュラーサイエンス, 229)
裳華房, 2000.11
- タイトル読み
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キミツ ホジ ト カガク : キゲンゼン カラ ゲンダイ マデ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、以前に東京大学教養学部の文科生対象に行った「物質化学」の講義で利用したプリントの中からいくつかを選び、それをもとに拡大増補したものです。ふさわしい文学作品や歴史文書などを導入部にすえて、以後の話を展開するようにしてあります。「機密保持」と「化学」は一見あまり関係したところがないようにも思えるのですが、「化学情報」そのものの「機密を守る」ことと、「機械情報」を保護する化学的な手法の両方を、多少とも欲張って含めたつもりです。
目次
- 1 ハトシェプスト女王とセネムトの逸話
- 2 『アガメムノン』(アイスキュロス)—篝火と狼煙
- 3 「頭皮の入れ墨」—ペルシャ戦役時代の秘密通信
- 4 「烏羽の表」
- 5 「草子(草紙)洗小町」
- 6 『平妖伝』と点金の術
- 7『カザノーヴァ回想録』
- 8 『黄金虫』(エドガー・アラン・ポオ)
- 9 大岡政談『天一坊実記』
- 10 『地中海』(小栗虫太郎)
- 11 蛍光性のインキ
- 12 最近のいささかナマグサイ話—科学(化学)研究における機密漏洩や不正行為
「BOOKデータベース」 より