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シュタイナー入門

小杉英了著

(ちくま新書, 272)

筑摩書房, 2000.11

Title Transcription

シュタイナー ニュウモン

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Description and Table of Contents

Description

「シュタイナー教育」や「人智学」で日本でも広くその名が知られるルドルフ・シュタイナー。だが、アカデミズムからは「胡散臭いオカルト」との烙印を押される一方、受容する側にも、その思想への盲目的な追従、偶像化が見られるなど、ここ日本でのシュタイナー理解はまだ充分とはいえない。彼が立脚した第一次大戦下ドイツの時代状況、また、ドイツ精神史における思想系譜、歴史経維に広範な省察を加え、その生を内側から活写することで、「みずから考え、みずから生きること」への意志を貫いた「理念の闘士」、シュタイナーの思想的核心を浮き彫りにする。

Table of Contents

  • 第1章 教育思想の源泉—他者への目覚め
  • 第2章 認識の探究者—カント、フィヒテ、ゲーテをめぐって
  • 第3章 それは「オカルト」なのか?—西洋と東洋の霊性史
  • 第4章 神智学運動へ—ブラヴァツキーの闘い
  • 第5章 ドイツ精神文化の霊学—純粋思考と帰依の感情
  • 第6章 戦争と廃墟の中で—「国民」になる以外、生きる道はないのか!
  • 第7章 魂の共同体—ナチスの攻撃と人間の悲しみ

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Details

  • NCID
    BA49374392
  • ISBN
    • 4480058729
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    222p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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