戦士の賦 : 土方歳三の生と死
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戦士の賦 : 土方歳三の生と死
秋田書店, 1988.4
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センシ ノ フ : ヒジカタ トシゾウ ノ セイ ト シ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784253002950
内容説明
幕府の浪士新徴に応じて、歳三は近藤勇・沖田総司らとともに京に入上り、新選組を結成した。京の巷は尊攘・佐幕両派が入り乱れて騒然としていた。不逞浪士相手に血刃をふるう新選組の武名は池田屋事件、蛤御門の変などの活躍で天下にとどろいた。そして、歳三は近藤をたすけ、隊内を鉄の規律で統制していった。しかし歴史の流れは押しとどめようもなく、いまや幕府の威権は地に堕ち、崩壊への道をたどっていく…。だが、この急変する歴史の奔流の中でも歳三の心はひるむことはなかった。その心中には「男の志」がふつふつと燃えたぎっていた。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784253002967
内容説明
将軍慶喜が大政を奉還し、幕府は崩壊したものの、旧幕軍と新政府軍との戦いはつづいていた。新選組は鳥羽伏見の戦で大きな打撃を受け、甲州においても惨敗を喫した…。やがて、沖田は病魔にたおれ、近藤も捕えられて刑場の露と消えた。多摩以来の盟友二人をうしなった歳三だが、悲しみにひたる間もなく戦塵の中へもどっていった。北関東、東北、蝦夷箱館へと戦いを重ねていく歳三、それはあたかも死地を求めての転戦であった。五稜郭に迫る新政府軍。装束をあらためた歳三は単騎、群らがる敵軍の中へと身をおどらせていった…。
「BOOKデータベース」 より