近代日本と公衆衛生 : 都市社会史の試み

書誌事項

近代日本と公衆衛生 : 都市社会史の試み

小林丈広著

雄山閣出版, 2001.2

タイトル読み

キンダイ ニホン ト コウシュウ エイセイ : トシ シャカイシ ノ ココロミ

大学図書館所蔵 件 / 178

内容説明・目次

内容説明

コレラが日本の「防疫行政」を変え、「地域差別」を変えた。文政5年に日本に上陸したコレラ。以後のコレラ防疫行政の展開過程を追うとともに、コレラ防疫を契機とした近代の地域差別の変容を探り、社会的差別のメカニズムを解明する。

目次

  • 序章 「クワーランタイン」をめぐって
  • 第1章 近代的防疫行政の形成
  • 第2章 防疫の組織化—「十九年の頓挫」の再検討
  • 第3章 コレラ騒動の歴史的意義
  • 第4章 伝染病と地域社会をめぐる諸問題
  • 第5章 紀念祭・博覧会と「公衆衛生キャンペーン」
  • 第6章 近代部落問題の成立・序説—都市貧民を追って
  • 終章 民衆意識と「公共性」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ