自白の心理学
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自白の心理学
(岩波新書, 新赤版 721)
岩波書店, 2001.3
- タイトル読み
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ジハク ノ シンリガク
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内容説明・目次
内容説明
身に覚えのない犯罪を自白する。そんなことはありうるのだろうか?しかもいったんなされた自白は、司法の場で限りない重みを持つ。心理学の立場から冤罪事件に関わってきた著者が、甲山事件、仁保事件など、自白が大きな争点になった事件の取調べ過程を細かに分析し、「自分に不利なうそ」をつくに至る心のメカニズムを検証する。
目次
- 序 自白と冤罪(冤罪は遠い世界の話ではない;冤罪のひろがり ほか)
- 第1章 なぜ不利なうそをつくのか(宇和島事件と自白;うそを引き寄せる磁場 ほか)
- 第2章 うそに落ちていく心理(甲山事件の出発点;自白へ向かって ほか)
- 第3章 犯行ストーリーを展開していく心理(仁保事件;録音テープと事件 ほか)
- 第4章 自白調書を読み解く(袴田事件;自白調書を読む(1)うそ分析(変遷分析) ほか)
「BOOKデータベース」 より