書誌事項

乱歩と東京 : 1920都市の貌

松山巌著

(双葉文庫, ま-5-1 . 日本推理作家協会賞受賞作全集||ニホン スイリ サッカ キョウカイショウ ジュショウサク ゼンシュウ ; 49)

双葉社, 1999.11

タイトル別名

乱歩と東京 : 1920都市の貌

タイトル読み

ランポ ト トウキョウ : 1920 トシ ノ ボウ

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注記

年譜:p273-284

参考文献:p291-293

内容説明・目次

内容説明

大都市を成立させた上京者たちの稀薄な人間関係が『D坂の殺人事件』を生み出し、単身者の住まう下宿館の出現が『屋根裏の散歩者』の密やかな猟奇的悦楽を可能にした。1920年代の東京で、都市文学として胚胎した探偵小説が、鮮やかに花開くさまを精緻に説き明かす力作評論。気鋭の探偵作家が都市空間に紡いだ夢想とは?出色の乱歩論、異色の都市論。

目次

  • 1章 感覚の分化と変質
  • 2章 大衆社会の快楽と窮乏
  • 3章 性の解放、抑圧の性
  • 4章 追跡する私、逃走する私
  • 5章 路地から大道へ
  • 6章 老人と少年—30年代から60年代へ

「BOOKデータベース」 より

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