都市の魅力学
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都市の魅力学
(文春新書, 160)
文藝春秋, 2001.3
- タイトル読み
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トシ ノ ミリョクガク
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内容説明・目次
内容説明
東京は地方の富を収奪することで今日の繁栄を手にしたのではない。その歴史を通じて魅力的な都市になるための努力をしてきたのだ。そして、戦前は東京以外の都市も努力を惜しまず、それぞれの特色ある繁栄を謳歌していた。ところが戦後になって、中央が集めた税を地方に分配するシステムが完成すると、努力は忘れられ、地方都市は魅力を失い「ミニ東京」になりはてた。「地方の時代」を本当に望むのならば、システムを根本から変革しなければならない。
目次
- 対抗する力による地方分散
- 創造し模倣される大阪
- 伝統を生かしきれない京都
- 豊かさに安住する名古屋
- 海に栄えた神戸と横浜
- 移転都市の性格が強い札幌、仙台、広島、福岡
- 富を創り富に逃避される工業都市
- 東京とは何か
- なぜ「都市の物語」を失ったのか
- シャウプ財政の克服
- 公共資本と都市間競争
- 日本の都市は美しくできる
- 都市の物語から何を学べるか
「BOOKデータベース」 より