戦時期日本の精神史 : 1931〜1945年

書誌事項

戦時期日本の精神史 : 1931〜1945年

鶴見俊輔著

(岩波現代文庫, 学術 ; 50)

岩波書店, 2001.4

タイトル別名

戦時期日本の精神史 : 一九三一〜一九四五年

タイトル読み

センジキ ニホン ノ セイシンシ : 1931 1945ネン

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注記

岩波書店 1982年刊の再刊. 底本は同時代ライブラリー版(岩波書店 1991年刊)

内容説明・目次

内容説明

カナダの大学で学生に向け語られた、広い視野からの現代日本思想史前篇。ファシズム支配下の日本知識人の軌跡を通して「転向」の事実と意味を問い直し、それが日本の精神史を貫く「文化の鎖国性」という特質と通底することを明らかにする。知識と思想のあり方に反省を迫る独自の日本文化論でもある。

目次

  • 一九三一年から四五年にかけての日本への接近
  • 転向について
  • 鎖国
  • 国体について
  • 大アジア
  • 非転向の形
  • 日本の中の朝鮮
  • 非スターリン化をめざして
  • 玉砕の思想
  • 戦時下の日常生活
  • 原爆の犠牲者として
  • 戦争の終わり
  • ふりかえって

「BOOKデータベース」 より

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