偶然性と運命
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偶然性と運命
(岩波新書, 新赤版 724)
岩波書店, 2001.4
- タイトル読み
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グウゼンセイ ト ウンメイ
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内容説明・目次
内容説明
恋人たちはなぜ、偶然にすぎない出逢いに「運命」を感じるのか。その瞬間、二人の内面では何が起きているのか—。この問いを手がかりに、ショーペンハウアー、ニーチェ、ドストエフスキー、ヤスパース、ハイデガー、九鬼周造ら、近代理性主義の克服をめざした思想家がくりかえし思索のテーマとしてきた「偶然性」と「運命」の問題に迫る。
目次
- 1 めぐり逢いの現象学(めぐり逢いの意識;人間存在の時間構造 ほか)
- 2 偶然性の概念(この問題を発想したきっかけ;“偶然性”のさまざまな意味 ほか)
- 3 “運命”の思想史(運命の概念の多様性;生と運命 ほか)
- 4 二つの出逢い(スタヴローギンとマトリョーシャの出逢い;コーリャ・クラソートキンとイリューシャの出逢い ほか)
「BOOKデータベース」 より