金融の権力
著者
書誌事項
金融の権力
藤原書店, 2001.6
- タイトル別名
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Le pouvoir de la finance
- タイトル読み
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キンユウ ノ ケンリョク
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注記
参考文献: p304-312
内容説明・目次
内容説明
本書は、独特な次元をもつコンベンション(共有信念)を真正面から議論に据え、そのことにより、なぜ金融市場がしばしば経済の現実と乖離しながらブームとパニックを繰り返すのか、なぜ容易に危機を切り抜けられないのか、ということが明快に解き明かされている。
目次
- 第1章 株式評価の原理—流動性の高まりと投機の支配(株式評価の二元性—企業と投機;市場の流動性 ほか)
- 第2章 投機と市場のダイナミクス—自己言及的投機とは何か(自己言及性の理論モデル;模倣主義と共有信念 ほか)
- 第3章 金融の論理—三階建ての構造を解明する(金融的評価のコンベンション的性格;解釈コンベンションのいくつかの事例 ほか)
- 第4章 金融化の経済的・社会的影響—金融権力と資産的個人主義(「企業統治」;資産的個人主義)
「BOOKデータベース」 より