ある性転換者の幸福論
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ある性転換者の幸福論
十月舎 , 星雲社(発売), 2001.5
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アル セイテンカンシャ ノ コウフクロン
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内容説明・目次
内容説明
性転換が成功した人々というのは、職業的成功は別として、ある程度幸せを約束された人種と言えるかもしれない。ただの一つも夢が叶わない人の多い世の中で、少なくとも性転換したい望みは叶ったのだから。一人ひとりの当事者にとって違った意味のある性転換なのだろうけれど。例えば不本意ながらでも両方の性を生きた経験から、男女がどこまで同じで、どこが違うか身にしみてわかり、真の平等とはいかなるものかについえて深々と理解し、その考えを広めていくことに使命を感じるのもよいだろう。各々が自分にとっての最高の意味を、意義を見出せたなら素晴らしい。
目次
- 第1章 扉が開いて
- 第2章 理想の人
- 第3章 癒しの天使
- 第4章 まだできないこと
- 第5章 すでにできたこと
- 第6章 性転換者として生まれて
- 第7章 私が性転換者であった意味
「BOOKデータベース」 より