書誌事項

アウグスティヌス時代の日常生活

アダルベール・アマン著 ; 東丸恭子訳

リトン, 2001.6-2002.1

タイトル別名

La vie quotidienne en Afrique du Nord au temps de Saint Augustin

タイトル読み

アウグスティヌス ジダイ ノ ニチジョウ セイカツ

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注記

下巻の訳者: 印出忠夫

文献案内: p8-10(上下巻共に)

内容説明・目次

内容説明

本書が描き出そうとするのは、末期ローマ帝国時代のアフリカの一都市ヒッポの司教として、日々の生活を営んでいるアウグスティヌスの姿である。著者アマン師がここで大いに用いるのはむしろアウグスティヌス研究家でもめったに参照することがないであろう彼の膨大な書簡集や説教類、さらには同時代の大小さまざまな著作家のテキストなど、多彩な史料が自由自在に引用されるばかりでなく、現地の最新の考古学的発掘の成果まで織り交ぜられて、きわめて生き生きとした叙述を作り出すことに成功している。まさに著者の教父学への長年にわたる研鑚があってはじめてなしうる芸当であろう。

目次

  • 第2部 キリスト教共同体(「いっぱいの網」;ヒッポの日曜日;最も美しい夜;司教の職務;破られた縫い目なしの衣;殉教者の血によって種蒔かれた地)
  • 第3部 教会と国家(アフリカから見たローマの動乱;二つの国)
  • 結論 神の国

「BOOKデータベース」 より

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