書誌事項

龍安寺石庭を推理する

宮元健次著

(集英社新書, 0104F)

集英社, 2001.8

タイトル読み

リョウアンジ セキテイ オ スイリ スル

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注記

引用および参考文献: p184-188

内容説明・目次

内容説明

日本を代表する庭園として海外にも名を馳せている、龍安寺石庭。だが、庭石と白砂のみで構成されたこのユニークな庭を、いつ、誰が、どういう意図で造ったのか、実はそれすら定かではなかった—。石庭の造られた年代については、従来も、一五世紀説〜一七世紀説まで様々なものがあり、造った人物の候補もまた幾人も挙げられてきた。ここで著者は、それら先行説を仔細に整理・検討しながら、石庭を巡る三つの大きな謎を推理していく。そして、庭のそこここに込められた技術のルーツへの視点を導入することによって、作庭者の像を大胆に絞りこんでゆく。果たしてその「謎の作庭者」とは。

目次

  • 序章 謎の石庭
  • 第1章 造営年代の解明—江戸作庭説(枯山水とは何か;一四五〇年作庭説への疑問 ほか)
  • 第2章 造形意図の解明—西欧文化影響説(諸説への疑問;借景の庭 ほか)
  • 第3章 作者の解明—遠州作庭説(諸説への疑問;茶人・金森宗和説 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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