柳田国男と民俗学の近代 : 奥能登のアエノコトの二十世紀
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柳田国男と民俗学の近代 : 奥能登のアエノコトの二十世紀
吉川弘文館, 2001.10
- タイトル別名
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柳田国男と民俗学の近代 : 奥能登のアエノコトの二十世紀
- タイトル読み
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ヤナギタ クニオ ト ミンゾクガク ノ キンダイ : オクノト ノ アエノコト ノ ニジッセイキ
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注記
博士論文「<あえのこと>のこと : 近代日本民俗誌システムの探求」 (大阪大学) をもとにしたもの
文献一覧: p274-296
内容説明・目次
内容説明
日本民俗学を創始した柳田国男は、「民俗」を己の視線から創出していった。そこから排除されたものは何か。近代の中で、記述する者とされる者との関係性において民俗が変移する過程を、「民間の新嘗祭」として発見され、位置付けられた奥能登の農耕儀礼アエノコトを軸に描き出す。文化財保護制度や民俗写真の検証も併せ、民俗誌のあるべき姿を追究。
目次
- 序章 奇妙な懸隔—柳田/民俗学というアポリア
- 第1章 闘争の場としての民俗文化財—宮本馨太郎と祝宮静の民俗資料保護
- 第2章 あえのことのこと—小寺廉吉と四柳嘉孝の民俗調査
- 第3章 民俗と写真のあいだ—芳賀日出男と民俗写真
- 第4章 農の心の現在—原田正彰とあえのこと保存会
- 終章 エスノグラフィックノセカイ
「BOOKデータベース」 より