乳幼児の心理的誕生 : 母子共生と個体化
著者
書誌事項
乳幼児の心理的誕生 : 母子共生と個体化
(精神医学選書, 第3巻)
黎明書房, 2001.9
- タイトル別名
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The psychological birth of the human infant
- タイトル読み
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ニュウヨウジ ノ シンリテキ タンジョウ : ボシ キョウセイ ト コタイカ
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注記
その他の著者: Fred Pine, Anni Bergman
参考文献: p325-340
内容説明・目次
内容説明
本書は、乳幼児が母・子一体の共生的関係から孵化し、母親と別個の個体として心理的に誕生してゆく“分離‐個体化”過程を、長期にわたる観察・臨床研究によって、克明に追究したものである。
目次
- 第1部 分離‐個体化の観点(概観;研究設定の進展と機能)
- 第2部 共生および分離‐個体化過程の諸下位段階(分離‐個体化過程以前;第1下位段階:分化と身体像の発達;第2下位段階:練習;第3下位段階:再接近;第4下位段階:個体性の確立と情緒的対象恒常性の始まり)
- 第3部 5人の子どもの下位段階発達(ブルース;ドナ;ウェンディ;テディ;サム)
- 第4部 要約と考察(諸下位段階、特に分化におけるバリエーション;分離不安、基本的気分、および一次的同一性に関する後成説;核心的同一性と自己−境界形成についての考察;再接近危機の意義に関するいくつかの最終的見解)
- 付録 データ分析とその理論的根拠:組織的臨床調査における事例研究(利用可能な資料;研究原理;いくつかの研究方法)
「BOOKデータベース」 より